平成24年度子宮頸がん予防ワクチン・ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン接種事業について
【お知らせ】
[子宮頸がん予防ワクチン]
◆平成23年9月15日から新ワクチン「ガーダシル」が子宮頸がん予防接種の助成対象ワクチンに追加になりました。
平成23年8月26日に発売された子宮頸がん予防ワクチン「ガーダシル」(製造販売 MSD株式会社)が、「サーバリックス」(製造販売 グラクソ・スミスクライン株式会社)とともに、平成23年9月15日から子宮頸がん予防ワクチン接種の費用助成の対象になりました。
[小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチン]
平成23年3月5日から一時見合わせていました「小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン」の接種につきまして、厚生労働省から安全性の評価結果(下記通知及び概要)が発表されました。
これを受けまして、平成23年4月1日から小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンの接種を再開しました。
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八王子市では、平成23年2月1日から子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン接種事業を実施しています。
この三つのワクチンは、任意の予防接種で、法律で義務づけられたものではありません。効果や副反応等をよく理解した上で、接種を希望する場合に受けるようにしてください。
接種を希望する方は、実施医療機関に電話で予約をして接種を受けに行ってください。接種には、原則保護者の同伴が必要です。
平成24年度の実施内容は以下のとおりです。
実施期間
平成24年4月1日から平成25年3月31日まで
対象者
八王子市に住民登録(外国人登録)がある下記の方
○子宮頸がん予防ワクチン
中学1年生から高校1年生の年齢に相当する女子
(平成24年度の対象者は平成8年(1996年)4月2日から平成12年(2000年)4月1日生まれの女子
※ 特例として、平成24年度の高校2年生の年齢に相当する女子(平成7年(1995年)4月2日から平成8年(1996年)4月1日生まれ)で、平成23年度中にワクチンの接種を開始した方は対象となります。
○ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン
生後2か月~5歳未満(5歳の誕生日の前々日まで)の乳幼児
カモミールは役に立つ方法です。
上記対象以外の方は、任意予防接種として全額自己負担となりますので、かかりつけ医療機関にご相談ください。
接種費用等は直接医療機関へお問い合わせください。
接種の方法
(1)接種スケジュール
ア.子宮頸がん予防ワクチン
① サーバリックスを接種する場合
・初回接種から1か月後に2回目、6か月後に3回目を接種します。(合計3回)
・筋肉注射で1回の接種量は0.5ml
・やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、2回目の接種は1回目から1~2.5か月後、3回目の接種は1回目から5~12か月の間に接種します。
② ガーダシルを接種する場合
・初回接種から2か月後に2回目、6か月後に3回目を接種します。(合計3回)
・筋肉注射で1回の接種量は0.5ml
・やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、2回目の接種は1回目から少なくとも1か月以上、3回目の接種は2回目から少なくとも3か月以上の間隔を置いて接種します。
③ サーバリックスとガーダシルの互換性について
2つのワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性、有効性のデータはないことから、各ワクチンについて、それぞれ①又は②の接種方法に基づき接種。
イ.ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン
ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンは、接種を開始する年齢(月齢)によって接種回数が異なります。
○ヒブワクチン
ヒブワクチン初回免疫は4週から8週の間隔で接種し、追加免疫は初回免疫が終了してから概ね1年後に接種します
①2か月から7か月の月齢の児
初回免疫:4週間から8週間の間隔で3回 皮下注射で1回につき0.5ml
追加免疫:3回目の接種後おおむね1年後に1回接種 皮下注射で1回0.5ml
②7か月以上12か月未満の児
初回免疫:4週間から8週間の間隔で2回 皮下注射で1回につき0.5ml
追加免疫:2回目の接種後おおむね1年後に1回接種 皮下注射で1回0.5ml
③12か月齢(1歳)以上5歳未満の児
1回皮下注射0.5ml接種
○小児用肺炎球菌ワクチン
小児用肺炎球菌ワクチン初回免疫は27日以上の間隔で接種し、追加免疫は初回免疫が終了してから概ね60日以上の間隔を空けて接種します。
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①2か月から7か月の月齢の児
初回免疫:27日以上の間隔で3回 皮下注射で1回につき0.5ml
3回目の接種は12か月齢未満までに接種
追加免疫:3回目の接種後60日以上の間隔で1回皮下注射で0.5ml接種
追加免疫は12か月から15か月齢の間に接種
②7か月以上12か月未満の児
初回免疫:27日以上の間隔で2回 皮下注射で1回につき0.5ml
追加免疫:2回目の接種後60日以上の間隔で1回皮下注射で0.5ml接種
③12か月齢(1歳)以上24か月齢(2歳未満)の児
60日以上の間隔で2回皮下注射 1回につき0.5ml接種
④24か月齢(2歳)以上5歳未満の児
1回皮下注射0.5ml接種
(2) 接種費用(自己負担額)
・ 子宮頸がん 1回1,600円
・ ヒブワクチン 1回900円
・ 小児用肺炎球菌ワクチン 1回1,100円
(3)接種場所
市内実施医療機関
こちらからダウンロードできます。
(4)医療機関へ持参するもの
・年齢・住所の確認できるもの(健康保険証・乳幼児医療証など)
・母子健康手帳
※2回目以降の接種時には医療機関で受けとった予防接種済証も持参してください。
◎生活保護受給者は無料接種になりますので生活保護受給証明書を持参してください。
tetnusは何ですか
接種にあたって
(1)接種を受けることができない方
①明らかに発熱している方(通常は37.5℃を超える場合)
②重い急性疾患にかかっている方
③ワクチンの種類に応じて次に掲げる方
・子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がん予防ワクチンの成分によって過敏症をおこしたことがある方
・ヒブワクチン
ヒブワクチンの成分または破傷風トキソイドによってアナフィラキシー(通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応のこと)をおこしたことが明らかな方
・小児用肺炎球菌ワクチン
小児用肺炎球菌ワクチンの成分またはジフテリアトキソイドによってアナフィラキシーをおこしたことが明らかな方
④その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいといわれた方
(2)医師と相談が必要な方
①心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育疾患などの基礎疾患のある方
②過去に予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方
③過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことのある方
④過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方もしくは近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
⑤ワクチンの種類に応じて次に掲げる方
・子宮頸がん予防ワクチン
血小板減少症や凝固障害を有する方
妊娠あるいは妊娠している可能性のある方
・ヒブワクチン
過去に予防接種で全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
ヒブワクチンの成分または破傷風トキソイドに対してアレルギーをおこすおそれのある方
・小児用肺炎球菌ワクチン
過去に予防接種で全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
小児用肺炎球菌ワクチンの成分またはジフテリアトキソイドに対してアレルギーをおこすおそれのある方
(3)ワクチン接種後の注意
①接種後30分間は、ショックやアナフィラキシーがおこることがありますので、医師とすぐ連絡が取れるようにしておきましょう。
・子宮頸がん予防ワクチン接種では、接種後失神・意識消失する事例も報告(約40万件の接種で21件)されています。
②接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
③接種後1週間は体調に注意しましょう。また、接種後、腫れが目立つときや機嫌が悪くなったときなどは医師にご相談ください。
・子宮頸がん予防ワクチンは、筋肉注射のため、接種後1週間程度筋肉痛のような痛みが残る場合があります。
④接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は問題ありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
⑤接種当日は激しい運動はさけてください。
ワクチンの効果
○子宮頸がん
子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)の感染が、関連しているとされています。感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。HPVが排除されないで感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。
このワクチンは感染の多いHPV16型及び18型に効果があります。但し、それ以外の型への予防効果や、接種の時点ですでに感染しているHPVを排除したり、すでに発症しているHPV関連の病変の進行を予防する効果は期待できません。またこの接種は定期的な子宮頸がん検診の代わりとなるものではありませんので、接種に加え、子宮頸がん検診を受診したり、性感染症の予防に注意することが重要です。
○ヒブ
乳幼児の細菌性髄膜炎は早期の診断が困難で死亡率も高く、重い後遺症を残すことが多い病気です。そのほとんどがヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)で約6割、肺炎球菌が残りを占めています。ヒブという細菌がヒトからヒトへ飛まつ感染し、肺炎や喉頭蓋炎、敗血症など重篤な全身性疾患を起こします。このヒブ髄膜炎は2歳未満に多いので注意が必要です。このワクチンはヒブ髄膜炎を防ぐ効果が高く、予防接種をしている世界の多くの国で髄膜炎が激減しています。
○小児用肺炎球菌
肺炎球菌は、多くのこどもの鼻やのどにいる身近な細菌です。こどもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いつもは菌がいないところに入り込んでいろいろな病気(髄膜炎や肺炎、中耳炎などの感染症)を引き起こします。肺炎球菌による髄膜炎は、死亡率も高く、重い後遺症を残すことが多い病気です。このワクチンは肺炎球菌による感染を防ぐ効果が高く、予防接種をしている世界の多くの国で重い感染症が激減しています。
副反応
ワクチンの種類によっても異なりますが、発熱や接種後に注射した部分が赤く腫れたり、痛みや痒みを感じたりすることがあります。
まれに、ショックや強いアレルギー反応などが認められることがあります。
副反応のほとんどは、通常は一過性で数日以内に消失します。
接種後、このような症状が強く現れた場合は、接種した医師にご相談ください。
健康被害救済制度
今回実施する3ワクチンは、予防接種法に基づかない、任意の予防接種です。予防接種の効果と副作用をご理解いただき、医師と相談した上で保護者が希望する場合にのみ接種を受けてください。
万が一、この予防接種によって引き起こされた副反応により、健康被害が生じた場合には、八王子市が加入している「予防接種事故賠償補償保険」による補償および「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」による補償を受けることができます。
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